【マネフォ卒業】Claude Codeで家計簿アプリを自作したらコスト0円で全部解決した話

マネーフォワードMEをやめて、Claude Code で家計簿アプリを自作しました。

結論から書くと、要件定義からアプリ完成まで 1日でできました。コストは 0円 です。プログラミング未経験の40代でもできたので、この記事ではその手順と、実際に使ってみた感想を紹介します。

きっかけは、少し前にマネフォ側で起きた大きめの事件です。長年使ってきましたが、それ以来「無理してマネフォを続ける意味はあるのか」と考えるようになりました。そこで「Claude Codeを使えば、自分で家計簿アプリを作れるのではないか」と思い至りました。無職で時間はあり、月のサブスク代も減らしたい状況だったので、試してみることにしました。


なぜマネフォを卒業したのか

長年使ってきたマネフォを離れるのは悩みました。理由は3つあります。

1. 個人情報漏洩 → 銀行連携停止の事件があった

直接の引き金はこれです。マネフォ側で GitHub(プログラマー界隈で使われているコード共有サービス)に個人情報が含まれてしまっていた という事件がありました。

その対応として 銀行口座連携が全停止 され、現在は段階的に復旧を進めている状況です。

参考: マネーフォワード公式:銀行口座連携再開の進捗について

マネフォを批判したいわけではありません。事故は起きるときは起きますし、対応も真摯に進められているように見えます。

ただ、ユーザー側からすると「家計簿の心臓部分(銀行連携)がいつ戻るかわからない」不安と、「個人情報にさらに何かあったら困る」という不安が重なりました。これをきっかけに、自分でデータを持つ方向に振った方がいいと考えるようになりました。

2. 個人事業主じゃなくなった

無職になったタイミングで、確定申告レベルの細かい記録が不要になりました。マネフォの有料機能は、いまの使い方には明らかにオーバースペックです。

3. 月額が地味に痛い

収入がない時期は、月500円のサブスクも積み重なると無視できません。AIのサブスクは削れないので、自作で代替できそうなところから手をつけることにしました。


「で、どうする?」と選択肢を並べた

候補として考えたのは次の3つです。

  • スプレッドシートを直接使う(昔ながらの手作業で、手間がかかる)
  • 他社の無料家計簿アプリ(Zaim、おカネレコなど)
  • 自作する

最初は素直に Zaim などへの乗り換えも考えました。ただ、また銀行連携のトラブルや機能制限で悩む可能性を考えると、気が進みませんでした。

シンプルな入力アプリ程度なら、自分で作れるのではないか。そう考えて、自作を選びました。


Claude Codeに「家計簿アプリ作って」と言うだけ

「自作する」と書くと身構えるかもしれませんが、実際にやることは Claude Codeに依頼するだけ です。

やったことを順番に書きます。

  1. 要件定義をClaude Codeと一緒に考える 「マネフォ卒業して自作家計簿作りたいんだけど、要件一緒に考えて」と投げる
  2. 構成を決める 「シンプルでいい、PCメイン、データはGoogleスプレッドシート」と答えていく
  3. コードを生成してもらう 「じゃあ作って」とお願いする
  4. 動かしてみる 生成されたコードを指示どおりに貼り付けて実行する

これだけです。コードは1行も書いていませんし、コードの中身も理解していません。それでも動くものができるのが、いまのAIのすごいところです。


どんな仕組みで動かしてるか

選んだ構成は次のとおりです。

項目 採用したもの
アプリの土台 Google Apps Script
データの保存先 Googleスプレッドシート
アクセス方法 ブラウザ(PC・スマホどちらもOK)
コスト 0円

Google Apps Script って何? Googleが無料で提供している自動化ツールのようなもの。スプレッドシートと連携したアプリが、サーバー不要・追加料金なしで作れる。

裏側のデータベースはGoogleスプレッドシートです。この構成の利点は、もし「自作家計簿はやめよう」となっても、そのスプレッドシートをそのまま家計簿として使い続けられることです。後戻りが楽です。


完成した家計簿の機能

機能は最低限に絞りました。

  • 入力画面:日付・種類(収入/支出)・カテゴリ・支払い方法・金額・店名・タグ・メモ
  • 月カレンダー一覧:日付ごとに収支が見える+サブスクの引き落とし予定が💳マークで表示
  • 集計画面:今月の収入・支出・カテゴリ別の内訳
  • サブスク登録:毎月の引き落としを登録すると、カレンダーに予定として表示される

実際の画面はこちらです。

自作家計簿アプリのカレンダー画面。今日(5/14)の支出にこのブログのドメイン代(CLOUDFLARE -1,863円)も早速記録されてる

一番こだわったのは 月カレンダー表示 です。

一般的な家計簿アプリは、入力した分のリストしか見えないものが多いです。私は「いつ何を払うか」を一目で把握したかったので、サブスクの引き落とし日も予定としてカレンダーに出るようにしました。

「明日Claude Proの2,000円が引き落とされる」といったことが、家計簿を開いた瞬間にわかります。これが地味に便利です。


ぶっちゃけた感想

よかったこと

  • コストが0円:年間の節約額は大きくないものの、心理的なスッキリ感がある
  • データが自分のものになる:Googleスプレッドシートに直接記録されるので、いつでも生データを見られる
  • 欲しい機能だけ作れる:マネフォにあった不要機能のノイズがゼロ

イマイチだったこと(正直)

  • 最初のセットアップは少し面倒:Googleにファイルを貼り付けて実行ボタンを押す作業がある
  • 読み込みがやや遅い:Google Apps Scriptの仕様で、表示まで2〜3秒待つ。改善はしたが、ゼロにはできなかった
  • 銀行連携はない:自動での取り込みは当然できない。ここは割り切るしかない

こんな人におすすめ

  • マネフォ卒業して、シンプルな家計簿でいい人
  • データを自分の手元に持っておきたい人
  • AIに任せてアプリ作りに挑戦してみたい人
  • とにかく月額0円で済ませたい人

逆に、銀行連携必須・複雑な確定申告レベル の管理が必要な人は、素直にマネフォかフリーを使った方がいいです。


まとめ

プログラミング未経験の40代でも、Claude Code に「家計簿アプリ作って」と依頼するだけで、1日で動くものができました。

ここまで簡単にできるとは思っていませんでした。コードの中身は理解していないままですが、問題なく動いています。

マネフォ卒業を検討している人や、AIで何か作ってみたい人の参考になれば幸いです。

このサイトでは、プログラミング未経験の40代が Claude Code でどこまでできるか を引き続き記録していきます。

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